2014年度 研修医CPCが開催されました (2015/01/20)

岩手医大の数少ない研修医(汗)の2014年度第3回CPCが開催されました.
CPC(clinicopathological conference)は剖検例を対象とした臨床病理検討会のこと.
今回はアルコール性肝硬変に肝細胞癌が合併した症例でした.


緊張気味の研修医プレゼンター

非常に熱心にまとめてくれました.
組織標本を自分たちで全てみて自分たちで組織写真を撮影し
臨床,病理,考察のパワポスライドを作成.

肝不全,肝細胞癌の診断に至るまでの診断アプローチ,
肝細胞癌のStage毎の治療方法,そして死因についてまで
幅広く討論がなされ,非常に有意義なCPCとなりました.


こちらはちょっとリラックス気味の指導医(汗)

指導医同士の質問があったりして,大変勉強になりました.
患者さん,そしてご家族の方々にこの場を借りて御礼申し上げます.


我々の講座では,以下の病院で行われる研修医CPCについて, 病理所見,考察を中心に指導しています.
・岩手医大
・県立久慈病院
・県立二戸病院
・県立中部病院
・県立胆沢病院
など

従って年度末は大忙し.
教室員が手分けしてCPCの指導,プレゼンを行っています.
先週末も雪の降る中,久慈病院へ川崎先生,鈴木先生が出かけて行きました..

今週末もまたどこかの病院でCPCが行われます.