第67回 病理診断学講座 Seminar in Diagnostic Pathology (2016/12/02)

 約2ヶ月ぶりとなります第67回目の当講座主催のセミナーは、富山大学より井村 穣二先生をお招きしての開催となりました。
 井村先生のご講演は昨年に続いて2回目。教授のお話では、井村先生は当講座の菅井教授が大変お世話になった方々の下で勉強されていたとのことです。また学生の頃からスキーで度々安比にも訪れていたということもあり、岩手や当講座と何か縁のある先生なのかもしれませんね☆

 写真からもわかるように、井村先生は濃紺のストライプスーツをビシッと着こなす、笑顔の素敵なまさに!Nice middle!

 そんな井村先生には、昨年は「膵癌の遺伝子異常」をテーマにご講演いただきましたが、今回は「覚えておきたい稀な膵疾患の外科病理」と題してご講演を賜りました。

 今回も医師、技師さん、そして学生さんにもご参加いただきました!常連の上山くんに加え、今週のポリクリ和泉くん、そして筆者の部活の後輩である若杉、もちろんラボ配の北田さんと山下さんも!

 井村先生には、稀な膵疾患に関する肉眼像や病理像、遺伝子異常などをポイントがまとまった形で、実にクリアカットにご説明いただきました。

 また、膵液細胞診の判定基準はフローチャート形式でご説明いただき、拝聴していた技師の皆さんもとても理解しやすかったのではないでしょうか。
 お話の合間合間に、富山の名産やそれの生食に伴う寄生虫に関するスライドを挟むなど、ご専門に関するお話は元より、そう言ったオーディエンスを飽きさせない術はさすがです。

 ご講演終了後には質問タイム。
 まずはラボ配山下さんから現在の研究テーマに関わる質問が。こーゆー時に物怖じせず質問できるのが彼女のいいトコロですね。でもここでも不思議キャラを少しだけ発揮しちゃったのは内緒だよッ (^_?)?☆。

 その後、自称、膵臓にチョットだけ (笑)詳しいとゆー石田Dr.からの専門的な質問に対しては、キリッと引き締まった顔になる場面も。
 佐藤教授は寄生虫の話にがっつり食いついてましたねー。終宿主とゆー言葉を初めて聞きました (^_^;)
(そしてそんな話題にもしっかり付いていく刑部Dr.にはもはや脱帽・・・)

 その後は場所を移しての懇親会。「和久」とゆー、写真からも高級感漂う和食のお店。岩手に来慣れていらっしゃる井村先生も、数々の料理に舌鼓を打たれたのではないでしょうか。
 また学生さんの話では有志で二次会に突入したとのこと。皆さんで楽しい夜をお過ごしになられたと想像致します。

 強風のため新幹線が遅れるといったハプニングもありましたが、井村先生には遠いところお越しいただき感謝の念が堪えません。誠に有難う御座いました。

 最後に今年の講座写真を1枚。
 以上で、計画しておりました年内のセミナーは全て終了です。来年も多くの先生にお越しいただきご講演を賜る機会があるとは思いますが、今後とも当講座をよろしくお願い致します。

(文責:つっちー)