高校生が来ました(驚) (2015/08/10)

盛岡市内の高校1年生4名が課題研究のため病理診断科へ来訪しました!

『文部科学省のSGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定を受け,
第一学年ではインタビュー活動を通じてグローバルな分野に携わる方の
職業観,人生観を知り,問題発見能力やコミュニケーション能力を育成』

・・・ということで,病理診断科へ来てくれました^^

担任の先生が一言 「病理診断っていうのもあるよ!」
その一言で,うちがインタビュー対象に選ばれたそうです..
医療職限定ではない中で非常に光栄ですね!!!

でも,どうして'病理診断'だったんだろう...
学生さん達に聞いてもナゾでした(笑)

これはお弁当を医局員みんなと食べているところ.


内容は
1.病理診断学とは?の講義
  3月に行った「岩手県がんフォーラム〜病理診断〜」の
  スライドを使って,病理診断について説明しました
2.標本作製の実習
  ヘマトキシリン・エオジン標本作製の実習
3.ランチタイム!
4.顕微鏡を使用した病理診断の体験
  楽しそうに顕微鏡を動かしてましたよ
  実際に,肝臓や胃,大腸の病気を診断してもらいました
5.若手病理医,研修医とのお話コーナー
  何を話したんだろ?
  まさか上司への不満とか??(それはないか..笑)
6.インタビュー
  菅井教授,石田准教授へのインタビュー
  Q. 医師,病理医としての心構えは?
  Q. 岩手の医師不足についてどう思うか?
  Q. 岩手に病理医が少ない(20人未満)のはなぜ?
  Q. 病理医に必要な能力や経路は?
  Q. 岩手のような高齢化社会であるべき理想の医療スタイルは?

といった内容で盛り沢山でした.
高校に戻って報告会もあるそうで,後日レポートもまとめてくれました.
とてもしっかりとまとめてありましたよ!

皆さんがこれから生きていく上でちょっとした刺激になれば嬉しいですね.
これから益々の活躍を期待しています!!