第54回 日本臨床細胞学会秋期大会 (2015/11/21〜22)

【ワークショップ】 乳腺腫瘍の組織と細胞診

                                 司会: 山口倫先生、大森昌子先生

W3-1 『Radial sclerosing lesionの細胞診』   発表者: 森谷 鈴子先生

W3-2 『乳腺の腺筋上皮腫の細胞像』  発表者の中井登紀子先生は、地域推薦演題とのダブル出演。

来年のUSCAPでの発表も決定しており、若手乳腺病理のホープです!(*^^)b

W3-3 『セルブロックを用いた乳癌転移巣受容体検査』   発表者: 西村 理恵子先生

W3-4 『Mammary carcinomas with neuroendocrine features』

発表者: 川崎 朋範

神経内分泌形質を有する乳癌をメインテーマとして、その疾患概念の変遷と臨床・病理学的意義、

診断学的なtips and trapsについて実践的に解説を行いました(←抄録より.行ったはずです)。

毎度のテーマで申し訳ございませんが (^^;、新しい内容も含まれていたでしょ☆

本ワークショップ、立ち見の方も多く、大盛況でした☆☆彡


【地域推薦演題】

『当院における捺印細胞診を併用した肺CTガイド下針生検(CTNB)の現状』

春の細胞学会に続き、今回は岩手県推薦演題として肥田野靖史CTが発表を行いました (*^^)b

肺CTNBにおける検体採取率向上のため、CTが立ち合い捺印細胞診の検体適否を判定すること

の意義に関する内容で、臨床医からも活発な質問が出ていました。でも扁平上皮癌と腺癌の鑑別

ポイントは既に周知の事実のような・・・ (^^;  要点を抽出し、一日も早い論文化を!


【ポスターセッション】

『Cytological features of lymphoepithelioma-like carcinoma of the breast』

発表者: 佐藤 彩佳CT

稀な乳腺lymphoepithelioma-like carcinomaに関する発表。阿保ちゃん先生にも多大なるサポート

をいただきました m(_ _)m  あやかさん、予想通りの質問を受けたようで、ここぞとばかりにたたみ

かけるように答えていた姿に正直 イラッとしました・・・(笑)

Mammary GRCCに続き、こちらも早くペーパーにするようにね☆

『神経内分泌型非浸潤性乳管癌の一例』          見守るPCL所長の方山先生(右)とさとみさん(左)

発表者: 佐々木 仁子CT(PCL盛岡)

高いアクティビティを誇るPCL盛岡、いつもたくさんの刺激(と標本?)をいただいています (^-^)

仁ちゃん、デビュー戦で少し緊張気味でしたが、まとまった良い発表でした☆


大吟醸 片手に"プチ"打ち上げ (*^。^*)       名物系で打ち上げ(同期のダブルS体制)(*^^*;;)

『周市原先生を囲んじゃう会☆』   ラ・ペッシュ (フランス料理) にて

左から、成瀬さん、川崎、中井登紀子先生、大林千穂教授、市原周先生、石川裕子先生

乳腺外科医の石川先生は、Eusebi研究室(ボローニャ)に留学経験がございます。

川崎も同時期に同じイタリア(トリノ)に留学しており、Eusebi教授とリゾットランチをご一緒させていた

だいた際、同氏の携帯より石川先生とお話ししたのが初の面識でした。。。(^^;

Eusebi先生、「Yuko, Yuko!」と、とても可愛がっておられました。

本稿担当: 川崎 朋範