病理診断科ポリクリの感想(△□班の感想) (2017/8/28〜9/1)

患者診療における病理診断の重要性をどのように理解したか。

・術中迅速診断の電話を間近で見ることができ、病理診断は患者の治療に直結する重要な医療の一つだと理解しました。

・臨床経過だけでは、鑑別診断は多く上がってしまう。病理診断があれば、実際に患者さんに何が起きているのかを知ることができる。また腫瘍がどこ由来なのかということや分子標的薬に反応するかということも判定することができる。

・病理診断を確定診断に用いることもあったり、鑑別疾患を挙げるための材料にもなったりするので、病理診断がいかに重要かがわかりました。

・臨床経過や検査所見だけでははっきりしないことを病理診断をつけることで症状と関連づけることができ確定診断に導くことができる。それにより、適切な治療を行うことができる。

・患者さんの身体所見だけでは分からないことも、病理を見れば分かったり、診断を確定できたり、stagingをできたり患者さんの治療に非常に役立つ情報を得ることができると分かった。臨床医も大切だけれども、病理医がいなければ患者さんに有効な治療を提供できない場面が多々あると思うのでとても勉強になった。

・手術室などからの迅速病理診断など、病理での診断が不可欠な状態は実習前から見てきていました。

・臨床診断だけでは説明のできない病態の説明においてとても重大である。またそれにより医療の質を向上させるためにも必要不可欠な分野であると感じた。


病理診断科臨床実習の感想

・2年、3年のツケが回ってきたという実感であります。 今一度病態生理に立ち返る必要を感じました。 ・病理診断は非常に難しく、自分たちでは教科書に近い所見を得られたと思っても、実際は違うことが多々ありました。また、CPC実習を通して疾患の定義をしっかり学習しようと思いました。 ・病理は得意ではないのですが、病理診断の重要性が分かって良かったと思っています。

・CPC実習を行ったことで、臨床症状からどのようなことが推測されるか?また、病理組織から症状とどのようなつながりがあるのかを病態生理から考えて答えを導き出すには相当の知識量が必要であるとともに、病理診断の重要性を実感することができた。

・CPC実習の勉強に時間がかかるので、出来ればCPC実習で学ぶことを先にわたしてもらえるともっと効率良くCPC以外の勉強もできるのかなと思った。

・ほぼ全ての診療科の知識を要する為、かなり勉強しなければならず、キツイ1週間でした。自分の学力不足を目の当たりにでき、いっそう勉強しなければならない現実に向きあえたのは感謝します。

・これまで自分が感じた印象以上に臨床の診断や診断に密接に関わりがあると感じた。またこれまでの病理や組織に対する自分の理解度の低さを感じたので今後復習を行っていきたい。